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オリゴ糖の有用性について

専門家は、なぜ、キシロオリゴ糖がいいと言うんでしょう?

最近、新聞でオリゴ糖についての記事をみました。オリゴ糖が体内の善玉菌をを増やすという内容でしたが・・・。

オリゴ糖はスーパーの売り場でも見ることができます。砂糖(スクロース)に乳糖(ラクトース)を結合させて作ったオリゴ糖などが有名です。しかし、オリゴ糖を正しく評価するためには、糖(単糖)の知識が必要です。オリゴ糖は、糖(単糖)が2〜10個結合したものです。そして、オリゴ糖の性質は、分解されたときの単糖の性質に大きく左右されます。

みなさんに、少し意地悪?な質問をしてみましょう!

みなさんは、糖(単糖)の種類を何種類ご存知でしょうか?

なにを調べてもいいので、40種類以上あげてください。

・・・。

・・・、 ・・・。

普通の人は40種類をあげることは難しいと思います。

細菌の分離や同定をされている研究者であれば、さまざまな糖の種類を知っているかもしれませんが、ふつうは栄養学者でも知らない知識です。

糖は、その種類により、細菌の分離や同定に使用されるように、ひとつひとつの糖で性質がまったく異なります。これらの糖を栄養にできるかどうかで細菌の種類を決定するのに使用されているぐらいです。

実は、みなさんのお腹のなかでは、同じことが起きています。

ある糖を食べると、それを利用できる細菌が増え、利用出来ない菌は減少します。

オリゴ糖の性質を知る上で、糖(単糖)の性質を知ることがとても重要なのはこのような背景があるからです。

では、先ほどの質問の解答です。

糖には少なくとも49種類以上あることが分かっています。

1、グリセルアルデヒド


2、エリトロース

3、トレオース

4、リボース

5、リキソース

6、キシロース

7、アラビノース

8、アロース

9、タロース

10、グロース

11、グルコース(ブドウ糖)

12、アルトロース

13、マンノース

14、ガラクトース

15、イドース

16、ジヒドロキシアセトン(光学活性はない)


17、エリトルロース


18、キシルロース


19、リブロース

20、プシコース

21、フルクトース(果糖)

22、ソルボース

23、タガトース


24、セドヘプツロース

25、コリオース

ここでは25種類あげていますが、ジヒドロキシアセトン以外はD体とL体(異性体)が存在するので、糖の合計は49種類となります。また、これらを還元した糖アルコール(例;キシロース(糖) → キシリトール(糖アルコール))を加えると、糖の種類はさらに増えます。アンダーラインを引いたものは一般によく知られた糖です。

    

これらの糖(単糖)が2つ結合したものに、ショ糖(砂糖=フルクトース+グルコース)や乳糖(ガラクトース+グルコース)があります。

糖の2〜10個結合したものをオリゴ糖というので、私たちが毎日食べている「砂糖」もオリゴ糖のひとつです。ですが、砂糖を多量に摂取しても、腸の調子が良くなったりしません。このことから、オリゴ糖だからといってすべて良いというわけでないことを理解していただけると思います。事実、多くのオリゴ糖には、顕著な有用性が見つかっていません。オリゴ糖という呼び名が付けば万能という考えはまったく根拠の無いものです。そもそも「オリゴ」とは、10個という意味です。10個つながったアミノ酸を「オリゴアミノ酸」といいますし、塩基が10個つながったものを「オリゴヌクレオチド」と呼びます。

すなわち、オリゴ糖とは、糖(単糖)が2〜10個つながった成分ですよーっ、という意味でしかありません。先ほど、糖には少なくとも49種類あるといいました。すなわち、単純計算でもオリゴ糖には49種類以上の性質の異なったものが存在するということです。正確には、糖の種類と分子数に応じたパターンだけオリゴ糖が存在します。

すこし、話しが難しくなりましたが、ブドウ糖を2個つなげる(正確にはグルコース+フラクトース)と砂糖になります。ブドウ糖が数十個つながったものがデンプンです。

そして、ブドウ糖が数千個以上結合したものが、食物繊維のセルロースです。

簡単でしょ!

食物繊維をたくさんとっても劇的に体内環境が改善しないのは、それを構成する糖の種類をまったく無視して、闇雲(やみくも)に食物繊維を摂っているからだと言えます。当たり前のことが無視されているのが、今の日本の栄養学の現状かもしれません。

このように、ブドウ糖という1種類の糖をつなげただけで、これだけの栄養を作ることができます。49種類以上の糖があるということは、それだけさまざまな物質が存在するということです。日本にはオリゴ糖という言葉にだまされている可哀そうな消費者が健康オタク難民として健食の海の中で漂っています。ほんとうにかわいそうです。

オリゴ糖の性質は、それ自体の機能というより、細菌に利用された結果、さまざまな有用性をあらわします。ですから、オリゴ糖がどのような細菌に利用されるかがとても重要なポイントです。

たとえば、乳果オリゴ糖(ラクトスクロース)は砂糖と乳糖でできていますので、体内ではどのような菌が増殖しやすいか一目瞭然です。

実は、オリゴ糖の体系的な研究はほとんどされていないのです。基準すらできていません。

各社が思いつくままの評価をしているのが現状です。すなわち、各社が販売ための研究をします。

オリゴ糖においても多くの会社がプレスリリース(新聞や雑誌などマスコミに記事風の情報を提供することをプレスといいます。新聞の記事の70%がプレスと言われています。)しています。

「多くの研究が広報」ということです。

さらに、人気健康TV番組「あるある大辞典」ではデータの捏造が常態化していたり、TVでやらせ問題が絶えないことからも、正しい知識を持たずに情報を信じ込むことの危険性が分かります。

捏造ややらせまで行わなくても、研究においても真実の追究というよりは、企業の広報を目的として実験されることが多いのです。善玉菌で有名な某会社でも70年前から細菌研究が行われていますが、善玉菌研究の発展にはほとんど何の寄与も行っていません。販売ためのシステムの開発と、それに必要な広報用の研究を主におこなっているようです。(悲しいですね)

オリゴ糖の研究は、他のさまざまな療法以上にネズミの実験を人に応用することができません。体内の善玉菌は動物の種類によって大きく異なるからで、和漢植物や術式以上にネズミでの結果を人に適用することができません。

人での実験が一番よく分かるのですが、このような比較データーは現在のところありません。

そこで、私たちは、5年ほど前ですが、自分たちで主要なオリゴ糖を各2kgづつ購入して、地道に(自分への)投与実験を行いました。そして、便臭の増減、便のニオイの変化(インドール、硫化水素、短鎖脂肪酸などは臭いに特徴があり成分を便臭で推測できる)、便の色(胆汁の酸化還元度合いから、体内の酸化還元度が色で推測できる)を調べました。

そして、一番良かったのが、キシロオリゴ糖でした。乳果オリゴ糖(ラクトスクロース)等の他のオリゴ糖には目立った善玉化作用は見られませんでした。

この有用性の違いの理由を知るために、最小構成単位である糖の性質を調べました。結果は、自分たちでの人体実験の結果と、細菌の糖利用の特徴がほぼ完全に一致しました。このような「体験」から、糖の性質が、オリゴ糖の機能や有用性を決めるために決定的に重要だということに気づき(発見)ました。

自分たちの体験と糖の性質からの推測ですが、多くのオリゴ糖は有用性が低いと思います。実際に、さまざまなオリゴ糖が、市場に多く出ていますが、劇的に有用だったという事例や評判はあまり聞いたことがありません。

オリゴ糖を自分たちが使用した実感および糖の性質から予測される有用性と、世間での知名度の高いオリゴ糖の有用性とは、大きく異なり相関はないというのが私たちの結論です。多くのプレバイオティクスの研究が、“広報や広告の目的で行われている”と私たちは感じています。

ちなみに、キシロオリゴ糖の有用性として知られているものを羅列いたします。

“ガンに関わる遺伝子の抑制・・・発ガン遺伝子の発現を抑制する酪酸を増加させる

発ガン物質による前ガン病変を減少させる

C里蕕譴討い襯リゴ糖のなかで最少量でビフィズス菌を増加させることができる

な愴襪魏鮠辰垢觝醉

ツ欧縫┘優襯ーを与える作用(腸の活動を活発にする)

Δ肌の状態を改善させる

有害悪玉菌には利用されないという特徴(口のなかの細菌にも利用されない)

┥綉のような特徴があるにもかかわらず、砂糖に近い甘さがある

みなさんが、良いオリゴ糖と悪いオリゴ糖を見分ける判断の参考になれば幸いです。

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